ビジョン
Vision

声優を⽬指して、

出逢えたのが

⻘⼆塾⼤阪校で

良かった。

青二塾 大阪校 18期生白石 涼子

卒塾生の声

憧れの声優さんが
青二プロダクション所属。
直感で青二塾に入ると決めました。

声優になろうと思ったきっかけは?
小学5年生から声優さんになりたかったんです。TVのランキング番組で、大好きだったアニメと声優さんがランクインしているのを見て、「声優さんてTVで特集される職業なんだ」って認識したのが最初だと思います。その頃読んでいた漫画がアニメになったこともあって、より意識したんだと思うし、顔を出さないところもいいなって思っちゃったんですよね。声優になるには養成所に通うという道があるんだと知って、「高校は行かなくていい」って思うくらい声優になりたかった。サイン帳にも「なりたい職業:声優」って書いていました。でも私、恥ずかしがり屋で。声優になりたいなら演劇部や放送部に入るという選択もあったんでしょうけど。今考えれば、人からどう見られるんだろうって結果ばっかり考えちゃってたんだと思います。
青二塾大阪校に入ろうと思ったのはいつ頃ですか?
中学の時、たまたまアニメ雑誌で⻘⼆塾の塾⽣募集広告を⾒つけて、憧れていた声優さんが⻘⼆プロダクション所属だったのと、⼤阪校があったことで、直感的に「ここにしよう」って決めたんです。⻘⼆塾がどういうところかも調べず、他の養成所や専⾨学校は全く考えませんでしたね。当時は⾼校1年⽣から通えたので、中3の冬に初めて⼊塾オーディションを受けました。その時は落ちちゃったんですが、⾼2の冬に吸い寄せられるようにもう⼀度オーディションを受けました。1度しか受けられないって決まりはなかったし、思い込んだら猪突猛進なところがあるので、もう運命だと思ってました。とはいえ1回⽬に落ちているので⾃信もなくて、オーディションの後、⾮常階段でちょっと泣いてから帰った記憶があります。だから合格した時はとても嬉しかったです。

自分からアピールしないと、
やらずに終わる。
2年間で、心も強くなれたと思います。

入塾されていかがでしたか?
⻘⼆塾では1番年下でした。同期に⼤学⽣や社会⼈もいたので、年上には負けるもんかって思ってましたね。2年間、すごい濃密でした。もう⾼校の記憶がないくらい。⽣活の中⼼は⼟⽇の⻘⼆塾でした。塾では教材ももらえて、本格的に勉強する道しるべができたのが新鮮でした。それまでは「アクセント辞典」も知りませんでしたから。ずっと関⻄弁だったから、アクセントや⿐濁⾳とか、勉強できたのは良かったです。そもそも⻘⼆塾は誰もが⼊れるわけじゃないから、オーディションに受かって入塾できたからにはやらないともったいないですよね。
塾に入って、ご自身に変化などありましたか?
恥ずかしがり屋で、⼈の⽬を気にしちゃうところはあったけど、塾ではそれじゃやっていけないんです。クラスメートが20〜30⼈いたので、それじゃ埋もれちゃう。朗読が上⼿い⼦もいたし、お芝居が上⼿い⼦もいたし、可愛い⼦もいたし、魅⼒的な⼈が沢⼭いました。2年⽬は特に、⾃分でアピールしないと何もしないで終わるかもしれない環境でした。学校の授業みたいにみんなを順番に当ててくれるばかりじゃなく、基本は挙⼿制。厳しいことが優しさだったんだと思います。私は、「本当はやりたくない!恥ずかしいから!失敗するかもしれないから!でもやらなきゃ!」って思いながら、「やりたいです!」って⼿を挙げていました(笑)。1年⽬はどんどん前に進んでいく感じでしたけど、2年⽬は卒塾が迫ってくる感じ。行事が一つ終わるたびに後がなくなっていくので、頑張りましたね。恥ずかしいという気持ちは2年間でだいぶ改善して、⼼も強くなれたと思います。

舞台に立って、その人物として生きる
ということを改めて学びました。

実際にお仕事されて、転機になるようなことはありましたか?
お芝居をする授業もあったんですけど、実は自分の体を動かして表現するのが苦手だったんです。セリフと動きが伴わないし、セリフを覚えるのも苦手でした。なのに私、2015年から舞台に立つようになりました。人生は分からないですね。今は恥ずかしくないし、本番が終わると達成感があります。塾生の頃は、舞台に立っているのが「自分」だったんですよね。私がこういう格好で演じる意識で、「こういうセリフ、だからこう動く」って考えてたんです。今は、この役、この人物として舞台の上で生きるという感覚に変わりました。その役として生きてるからどれだけ不細工な顔もできるし、どんなに汗だくでメイクがとれようと、必要だったら何でもできます。
一方で、舞台に出演したからこそ、私は台本を読んで声で演じるのが好きなんだなと改めて思うところもありました。これが私の仕事だって思えます。幅広いキャラクターになれるのは純粋に楽しいですよね。男の子やマスコットキャラクターになれたり、すごく色っぽ~いお姉さんになれたり。過去や異世界にも行けるし、普段言えないことを言えます。観た子供たちが真似してくれたりケタケタ笑ってくれたりすると、キャラクターとして生きてるんだなぁって嬉しくなります。また、舞台に立ったことで、役が生きている環境が見えるようにもなりました。人との距離感や体を動かした時にどう声が出るのか、実際に動くとよく分かります。
青二塾大阪校で学んだことの中で、特に印象に残っているのはどんなことですか?
後になって、⻘⼆塾⼤阪校で学んだのは必要なものばっかりだったんだと気づきました。印象に残っているのは、「出たものが全て」という塾長先生のお言葉です。収録や舞台では「今の無し!」って⾔えないじゃないですか。当時はピンときませんでしたが、仕事をしてから「あの⾔葉はすごい!核⼼を突いている」と思いました。出来が悪くても、出たものが全て。それが本番に臨むプロの姿勢だなと思って、⾃分の中で格⾔になっています。
後輩のみなさんへメッセージをお願いします。
⻘⼆塾⼤阪校は、演技経験がない⽅でもイチから教えて育ててくれます。やる気があれば絶対成⻑することができます。⼟⽇だけですが、どの2年間にも代えがたい濃密な時間を過ごすことができます。自分を知ることができる。失敗していい。すべて経験。⻘⼆塾⼤阪校に出逢えてよかった!

PROFILE

白石 涼子 青二塾 大阪校 18期生

出身地:奈良県/大阪校18期生/『ハヤテのごとく!』 綾崎ハヤテ役/『デジモンアドベンチャー:』武之内空役/『BORUTO-ボルト-NARUTO NEXT GENERATIONS』秋道チョウチョウ役/『蒼穹のファフナー』西尾里奈役/『NieR RepliCant』デボル&ポポル役/『シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ』ハンナ(マイリー)役 他

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