レポート
Report

<特別企画>
対談
心のふるさと 青二塾

対談

参加メンバー

中井和哉(11期生)/大空直美(28期生)
塾長:関 真吾

塾長:
今日は11期生の中井和哉と28期生大空直美の対談を企画しました。
二人は17年空いているんだよね。
まあ、楽しんで話を進めて下さい。

2人:
よろしくお願いします。

大空:
大先輩ですよね。
塾長先生から中井さんは社会人で公務員をされていたとお聞きしたのですが、どうして青二塾大阪校に入られたのですか?

中井:
声優になりたかったのですが、なれる訳ないなと思っていたんです。25歳を契機に何もしないで諦めるのもと思い、公務員の仕事をしつつ、丁度、週休2日制になったばっかの頃でね。
土日に出来て、しかも仕事を辞める必要なくて、年齢のこともあって、プロの方に見てもらって、それで駄目ならスッパリと諦めようと思い、青二塾大阪校を選びました。

大空:
私は実は大阪校を狙ってたんです(笑)

中井:
狙ってた?(笑)

大空:
入塾案内書を実は3冊持っていたんです。

中井:
えーっ!!3冊?

大空:
17歳か18歳の時に取り寄せたものの、勇気が出なくて見てるだけだったのです。
それで又、2回も案内書を取り寄せて…。
最初は親に「声優になりたい」と言えなくて、それでやっと親に話をして入塾説明会に行ったんです。

中井:
それで?

大空:
その説明会で山中まどか先輩がおられて、当時は塾生だったんですが、もう、堂々とされていてカッコ良かったんですよ。(笑)

※入塾説明会の質疑応答には塾長の他、現役塾生数名も参加。

その大空も塾生になって説明会に

中井:
先輩ってカッコ良く見えるよね!それは思った!!(笑)

大空:
キラキラしてて、ここに入ったらこんな風になれるんだ!と思いました。それでここは本物だと!!

中井:
青二プロに入りたい理由はなんですか?

大空:
小さい頃に観ていたアニメの影響が大きいのですが、「ドラゴンボール」や「キン肉マン」とか…。

中井:
そうそう、じーっと観てた!エンドロールの…

2人:
青二プロダクション、協力/青二プロダクション!(笑)

大空:
子供の頃から声優と言えばここだ!!(笑)

中井:
そうですよね!
僕は子供の頃からそんなにアニメファンという程ではなかったのですが、強烈でしたね!凄いですよね。

大空:
子供の頃から「入るのはここだ!」って思っていましたね。

塾生時代

大空:
中井さんは塾生の頃はどんな塾生だったのですか?

中井:
どんな?

大空:
パーフェクト…。

中井:
パーフェクトではないですよ!(笑)
僕はやらなきゃな、と思った事をやっただけですよ。

塾長:
そうだよね、中井は当たり前のことを当たり前にやってたね。
何でここに来てるかということを真摯にやってたね。

中井:
「そうですよね」って…自分では凄く言いづらいですけど(笑)

大空:
ステキ!

中井:
そんなんじゃないですよ(笑)
ガツガツいくタイプではなかったですね。

大空:
私は必死タイプでした。とにかく、頑張るんだ!!
だからハイ、ハイ!!って授業でやっていました。
そのせいで空回ることも本当に多かったですけど…(笑)

中井:
じゃ、ゲストの先生の授業の時はガーッと1番前に?

大空:
それはもう1番前に!
とにかく、全部吸収してやる!って気持ちで…。

中井:
僕は平静でいる為には一定の距離がないとダメなタイプで。
1番前だと余計な緊張をしそうだと思っていました(笑)
クラスの子とは仲が良かった?

大空:
ハイ、授業の後に河川敷に行くんですよ、みんなと。
凄い夕日のきれいな河川敷に行きました!

中井:
河川敷?何処の?

大空:
淀川の河川敷です。

中井:
へーっ、僕らの頃は高架下だった。あと、木川の公園でした。

大空:
端田先生の「ブンナ」をペアを組んで練習しましたね。
夕日が凄くきれいで青春って感じでしたね。

※『ブンナよ、木からおりてこい』(作:水上勉)

中井:
青春だったんだね、いいなぁ。

大空:
私は今までそんなに打ち込んだことはなかったんで、とにかく、あの時は青春していましたね。楽しいことだけじゃなくって、凄く悩みもしましたが、ひっくるめて楽しかったです。

中井:
僕らはひたすら「だべって」ましたね。
授業の予習、復習だったりしているグループもいましたけど、僕たちは家でやって塾に持ち寄るみたいな。

大空:
中井さんは塾生時代、想像されていました?こんな風に大活躍をされていることを。

中井:
大活躍ではないですよ(笑)

大空:
ナレーションをされていて、アニメもされていて、どっちでも活躍されている方って中々いないような気がします。

中井:
そんなことはないですよ。
みなさんやってらっしゃるじゃないですか。
大空さんもナレーションのお仕事ありますよね?

大空:
1本、今レギュラーがありますが必死です。
生ナレーションですか?「スッキリ」とか。

中井:
はい。

大空:
わーっ!

仕事・学業と青二塾の両立

中井:
大空さんは大学に行きながらでしたね?

大空:
そうです。大学の4回生の時でした。卒論書きながら、合宿の準備をしていました。もう、単位とるのが大変でしたが両立出来ました。

中井:
僕も公務員の昇級試験のレポートと青二の授業のレポートと「これ、今晩中だよ!」と思いながらファミレスでやっていた!(笑)

大空:
(哄笑)

中井:
家に帰ると寝ちゃうから、ここでやる!!(笑)

大空:
(哄笑)

中井:
授業の話しましょうか?(笑)

大空:
そうですね。

中井:
松下先生、大好きでした!!

大空:
私もです!本当にアクセントの授業、有り難かったです。

中井:
松下先生が喜んでらっしゃるのを見たくって、当時、僕ら男の子が6人しかいなくって、男どもが何としても松下先生に喜んでもらおうぜ!ってやっていましたね。

大空:
へぇーっ、笑顔が見たいと思って…。
私はダンスと歌の授業が凄く楽しかったです。

中井:
良いなぁ、ダンスが出来て、歌える人。

大空:
そんな、とんでもないです。違います、違います。
楽しく踊るのが好きで…。

中井:
イメージとしてありましたか?今はプロになってお仕事で歌ったり、とかいう機会ある訳でしょ?

大空:
そうなんですね、今、アイドルの役をさせて頂いていて、歌ったり踊ったりするので。実際に私がステージに立ってアイドルとしてキャラクターソングを歌うということがあるんですけど、あの授業があって良かった!と思いますね。

中井:
当時、授業を受けている時にそういう自分の将来の姿をイメージしていました?

大空:
いえ、全然思っていませんでした!

中井:
だよね!!(笑)

大空:
こんなこと自分がするなんて。今の声優というのは何でも出来ないといけないのかなと思います。

中井:
そうだよね。塾の時に受けた授業が本当に役にたちますね。

大空:
着物の着付けの授業も、実際にイベントで着物を着ることがあるので、勉強できて良かったなと思いました。

着付け授業の成果は時代劇授業でも実践
着付け授業の成果は時代劇授業でも実践

中井:
マイク前の授業、僕たちの頃、あったかな?
なかったですよね。

塾長:
あったよ。

中井:
えーっ。ありました?(笑)

塾長:
あったよ。アニメの授業が。

中井:
そうですか。

大空:
でも年に1回だけでしたけど。
私たちは洋画の吹き替えでした。経験できて良かったです。

中井:
そうですね。

大空:
私、なんにもお芝居の経験がなかったので。

中井:
私もです。

大空:
私もです。

(2人、手を上げる)

大空:
今の塾生もお芝居の経験のない人が多いですか?

塾長:
うん。ほとんど全員。

大空:
塾で一から教えて頂けるのはありがたいですね。

中井:
やっぱり塾での勉強は「俳優の勉強」でしたので「マイク前に立って台本を手に」というスタートではないから、「アニメの絵に当てる事だけに特化したお芝居」じゃないところに自分の基礎があるというのは嬉しいですね。

大空:
そうですね、ちゃんと身体を動かして、台本を頭の中に入れてお芝居をするという経験を授業の中でしていたので、本当に心が動いたりとか、そういう感覚を塾で勉強できたので良かったなと思います。

行事の思い出

中井:
色々なことを思い出しますね。
さっき塾長先生に塾時代のアルバムを頂きました。

(中井、アルバムを開く)

大空:
そうですね。行事も楽しかったですね。

中井:
振り返ると凄く楽しかった!
その時は大変だったですけどね(笑)

大空:
この写真は合宿の時のバスですね。

中井:
前にいるので確か班長でした。人の前で喋ったりというのは、ほんと~うに苦手だったんですけど(笑)

大空:
バス内レクレーションをしたり、司会進行したりバスの中のみんなを盛り上げる隊長じゃないですか!!

中井:
もの凄い苦手!!

大空:
えーっ!!

中井:
だから一番にしたことは、とりあえず集合時間に遅れない事。
芝政のプールに入っていても時間がはっきり分かるようにと、防水時計を買いました。

大空:
(哄笑)

中井:
そういう現実逃避的な準備しかできなかった。

大空:
(哄笑)

中井:
これはゲストの授業で、古谷徹さんに特別授業に来て頂いた時の写真ですね。

大空:
凄いですよね。青二プロで活躍されている方が教えに来て下さるなんて。

中井:
古谷徹さんですよ!
なんか一生の内、一回会えたら幸せだな的な人ですよ。

大空:
そうですよね。神様ですよ。

中井:
今は一緒にお仕事させて頂いていることを考えると、不思議だなと思いますし、頑張って良かったなと思いますし、幸せだなと思います。

大空:
本当にいい場所ですよね。青二塾大阪校は。
大好きです、私は。

中井:
ねえ。

仕事が決まると…

大空:
私はレギュラーが決まるたびに塾に電話して「レギュラー決まりました!!」って報告してます。

中井:
それは可愛いですよね、塾長先生。
そういうことをされると(笑)

塾長:
中井も「『ワンピース』レギュラー決まりました!」って電話あったよ。

中井:
恥ずかしいですね(笑)

大空:
中井さんは原作を読んで「ゾロ」やりたいと思って、オーディション受かったというお話をどこかで聞いたことがあるんですけど。

中井:
原作を読んで「ゾロ」やりたいと物凄く思いましたけど、一番それまでのオーディションと違ったのは、「このキャラクターから僕の声が聞こえても不思議ではないな」と初めて思えた。

大空:
へーっ

中井:
作品の面白さはみなさんの知るところですけど、この「ゾロ」というキャラクター、やりたいな…僕の声が聞こえていても良いような気がするな…。

大空:
中井さんの中でも、みなさんの中でもピタッとはまったっていう感じですよね。

中井:
ほんと嬉しかったですね。
どうですか、人生を変えた役との出会いみたいな…。

大空:
そうですね、主役をやらせて頂いた『いなり、こんこん、恋いろは。』という作品です。結構、おっちょこちょいで、一生懸命元気なんだけど空回りしたりして、そういう所が凄く私に似てるなと思って「この子は私や!」

中井:
思えた?それは凄い!

大空:
ハイ、役が決まった時は凄く嬉しかったです。
短い作品で全10話だったのですが、短い間ですけど悩んだし楽しかったです。主役をやるという事がこんなにも責任があるんだということも感じました。

中井:
自分の役って可愛いですね。

大空:
可愛いですね。

中井:
でも、主役って凄いな…。

大空:
ビックリしました。

ジュニアに合格した時…

塾長:
大空が青二塾を卒塾して青二プロのジュニアに決定した時、サインの練習をしたんだよね。その話、中井に聞かせてやって。

中井:
(飲みかけていたお茶を吹きそうになって)
どういうことですか?

大空:
(哄笑)

中井:
どういうことですか!?
さっき「歌っている私とかダンスしている私なんて、そんなのイメージできませんでした」って言ってましたよね?

大空:
サインは…(笑)

中井:
サインをしている自分はいる?

大空:
ハイ、これはヤバいと思い、サインの練習しなきゃ(笑)

中井:
ヤバいの意味が分からない(笑)

大空:
青二プロからの通知をずっと待ってたんですよ。
メールで色々情報が来るんですね、友達はもう来たとか開封したとか。それでやっと郵便が来て、母が「一緒に見よう」と言ったのですが、一人で見させてと言って、部屋にこもって「テンテケテン♪♪」開けた瞬間、
「サイン練習しなきゃ!」(笑)

中井:
早っ!だいぶ段階すっ飛ばしていますよ!

大空:
すぐサインと思いました!!

中井:
他に考えること!他に考えること!

大空:
ちょっとおめでたい所がありまして…。

中井:
それでサインの練習しましたか…?
…したんだ。

大空:
しました!お母さん、コピー用紙ちょうだいって。
受かった、受かった、サインの練習しなきゃ
わーっ

(大空、サインの練習するふり)

中井:
受かった、受かったといって、すぐサインの練習し始める娘を、どういう風に見てらっしゃったのかな、お母さんは。

大空:
きっと喜んでくれてると…。

中井:
そうなんだ(笑)
それでその時に考えたサイン、今に活かされていますか?

大空:
あっ、原型がまずその時のサインで、今はもうちょっとアイドルっぽいサインになっております(笑)
元のは漢字で考えたサインで「このサインかっこいい」と思ったんですが、結構、共演者の女性声優の人が凄く可愛いサインだったので「ヤバい、浮いてる!」と思って。変えました!

大空のサイン 【上】当時、練習しまくった物 【下】可愛く仕上がった現在

中井:
貫いて欲しかったなぁ。

大空:
(哄笑)

中井:
みんな丸い字でハートなんか書いている中、ビシーッと漢字で書いて欲しかったな(笑)

大空:
中井さんのサインはどう生み出されたのですか?

中井:
東京に来て何か月か経った時、お仕事で色紙がまわってきて、漢字を繋げて書いて。それが今の原型になってますね。
練習したりとか特にしませんでしたね(笑)

中井のサイン 【左】初期の物/【右】現在の物

大空:
ほんと恥ずかしくなってきました。アホだったです(笑)

中井:
まあ、第一に考えるのが凄いなと思います。
そもそも東京に行くとか、一人暮らしするとか、そういうことに対する不安とかなかったのですか?

大空:
私、好きな言葉が「為せば成る」なんです。まあ、死ぬことはないだろう、と。東京に来る時、ひとつ安心があったのが、青二マンションがあったことです。中井さんの時、無かったですか?

中井:
僕たちの時はまだ出来てなかったですね。

大空:
上の階に大阪校の先輩が住んでおられたので、困ることはないだろうという自信があって、生きていける!じゃ、サインって。

中井:
おかしい、おかしい、それでも幾つもすっ飛ばしている(笑)
金銭的なこと、経済的なことはどうでした?

大空:
あーっ!!困りましたね。大学を出て一年間、契約社員でチョコレート工場で働いてお金を貯めました。上京してから賄い付きのアルバイトをしました。
それと、同じ大阪校から来た子と同じアルバイト先にして、急にお仕事が入ったらシフトで変わってもらったりしました。

中井:
それは必要ですね。バイトに縛られてお仕事に行けないっていうのは、なんか本末転倒であるし。

大空:
本当にお金は大事。

中井:
ある程度余裕をもって構えられる貯蓄は是非欲しいところですね。
大空さんは合格の通知がきた時に「嬉しい、サイン考えよう」でしたが、僕は「嬉しい。さあ、どうしょう」
むしろ、いきなり現実に引き戻されたというか。

大空:
合格の文字を見て…。

中井:
それまでは声優になりたい、なりたいと思っていたのが、「東京に行けるんだよ」ってなった瞬間に凄く現実が、クリアすべき問題が色々あるなと思いました。
封筒の中身を見て噛みしめた感がありましたね。
やったぞ!というよりは「うーん」でした。

塾長:
大変な決断が要る訳だからね。

中井:
はい。

塾長:
そうだよね。
それで東京へ来て一人暮らしで料理作っているよね。
二人の得意料理は?

中井:
えーっ!!得意料理ですか?
まあ、頻繁に作っていたのはチャーハンでしたね。簡単でしたから(笑)
あとはパスタですね。パスタに何でも混ぜました。

塾長:
大空は?

大空:
私は得意料理というか、缶詰の焼き鳥をフライパンに入れて、卵を入れるだけで簡易親子丼。

中井:
おーっ!!

大空:
缶詰はアルバイト先でよく頂いていたので、中心は缶詰料理(笑)

中井:
缶詰良いですよね。

大空:
最近の缶詰、本当に美味しいんですよ。
缶詰のブリ大根が大好物で、色々頂いた中で、ブリ大根があるとやった!!嬉しいです。

中井:
(笑)

大空:
青二に来て思ったことは「先輩はみんな素敵!」でした

中井:
そうだよね。
芸能界のドロドロした世界を想像してなかった?

大空:
してました!!(笑)

中井:
凄い陰湿なイジメがあってとか(笑)

大空:
競争社会、出し抜く!みたいな(笑)

中井:
来てみると全然そんなことはなかったですね。
基本、凄い人って優しいよね。

大空:
本当に素敵な人だな、こんな人になりたいなと思うような…。魅力的ですよね。
銀河先生が授業で来てくださっていたのですが、青二に入って銀河さんにお会いした時に「大阪校出身で授業を受けさせて頂いて…」とご挨拶をすると、凄く温かく声をかけて下さって「元気にやってますか?」って。ホント素敵な方ですね。

初めての現場

大空:
中井さんは初めてのお仕事はどんなお仕事でした?

中井:
テレビCMのお仕事で、バックで流れる会社の雰囲気のガヤでした。タレントさんがいてその後ろで会社の雰囲気だけなので台詞も決まってなくアドリブ喋っていました。だから同期の子と電話の芝居で実名バンバン出していたり(笑)

大空:
(哄笑)

中井:
綺麗なスタジオで喋っている事がわくわくするというか、高揚しましたね。

大空:
嬉しいですよね。初めてのお仕事は。

中井:
大空さんはどんなお仕事でした?

大空:
私も初めてのお仕事は特殊で、英語のお姉さんのアシスタントでした。幼稚園に行って「ハローエブリワン」と言って、私は「みんな、英語のお姉さん○○さんが来てくれたよ」という顔出しのお仕事でした(笑)

中井:
特殊!!いきなり顔出しだったんですね(笑)

大空:
そうなんです(笑)

中井:
ロケに行ったんですか?

大空:
そうです。幼稚園に行って。ケーブルテレビのお仕事でした。
初めてのアニメが「聖闘士聖夜Ω」初めてのスタジオで、わっ!!知ってる人いっぱい!!

中井:
「聖闘士聖夜Ω」が初めてか!!成るほど!!(笑)

大空:
最初どうしたらいいか分からなくって…。
スタジオのどこに座ったらいいんだろうとか。

中井:
思いますよね。
僕はいまだに困ってますけどね(笑)

大空:
えーっ!そうですか?(笑)
私、初めて中井さんとご一緒させて頂いたのは「ワンピース」でした!劇場版の時で、もう感激でした!!

中井:
東映のアニメですね。

大空:
そうなんです!私、東映アニメが好きで青二プロに入りましたからね!!子供の頃から知っているアニメにちょっとでもその世界に入れるというのが凄く嬉しくて、それがお仕事として「ワンピース」に…と思うと感激でした。嬉しかったですね。

中井:
オーディションで名前を噛んだりしますよね。

大空:
私この前「おおじょら直美です」言ってしまいました(笑)

大阪校って…

塾長:
二人にとって青二塾大阪校とは?

大空:
私の場合はまさに青春でした。
あれだけ一生懸命になったことはなかったですし、全部の始まりというか、大事な出発点です。楽しいことばかりではないですが、いろんなことがいっぱい詰まった大事な、大事な青春です。

中井:
僕はね、伝わるか分からないのですが、地面という気がします。全部の基礎というか、土台というかここに種を蒔いて、ここから生えたんだなと自分で感じとれる…。
イメージ分かります?
僕、東京に来てから何年か経った時、塾にお邪魔した時、何をしたかというと、教室の床の所にこうやったんです。

(うつ伏せになり、仰向けになり手をペタペタ)

大空:
(哄笑)

中井:
ここ、ここって(笑)
ここが全部の始まりだな。大地だな、地面だなって、僕の中でありましたね。

大空:
凄くステキな例えというか。

中井:
種を蒔くだけ蒔いたのは僕かもしれませんが、ちゃんとこう水をかけて下さった方がいて、虫に食われないよう守って下さった方がいてというイメージが凄くあって。
だからそこから僕、いま生えてます
そう感じがします。

大空:
わーっ、ステキ!ほんとにステキ!
凄く分かります、そのイメージ。

これから大阪校を受験する人へ

塾長:
では最後に受験生にひと言!

中井:
いろんな立場の人が、例えば僕と同じように年齢を重ねちゃった人も、若い夢みる若者にとっても、懸けるにふさわしいというか、まず、私は飛び込みたいんだと思う人も青二塾大阪校というのは受け止めてもらえると思うし、最後のチャンスなんだけど、という人にとっても最適というか、全部ぶつかっていくに相応しい所という気がするんですよね。
今、青二塾大阪校は変にブランド化しているというか「入るために他で勉強しなきゃ」みたいなことも聞きますが、何も考えずにぶつかって自分次第でチャンスを掴むことが出来るというのが、青二塾大阪校っていう風に僕は思っています。
変に構えずにいて欲しいですね。

大空:
青二塾大阪校に入って勉強出来て本当に良かったな、と思います。とにかく、演技経験がないとか不安に思う前にまず、説明会に行ってみるとか、2年間にほんとに一人、ひとり、にとって大切な核となるものになるというかそういう気が私はするので、幸せが掴めるようになるんじゃないかな?と
是非、是非、挑戦してみては如何でしょうか?と思います。
本当に楽しいから

塾長:
中井も大空も期は17年も違うけど、青二塾大阪校は同じです。
違うところと言えば合宿の芝政で海に向かって走ったぐらいです(笑)

中井:
走りましたね~(笑)

大空:
えーっ!!海に向かって走る?
いいなぁ…。青春ですね。

塾長:
これからも元気で、益々の活躍を期待しています。

2人:
ありがとうございます!

塾長:
今日はお疲れさまでした!

2人:
お疲れさまでした!!

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