レポート
Report

<特別企画>
座談会
古川登志夫先生を囲んで 其の弐

座談会

参加メンバー

長坂優誠/大旗亮平/前地祐季乃/布引美帆
徳田菜津美/寺田瑞季/古川登志夫/木山冴子/新田晏菜

古川:
はい。あと4ヶ月足らずで卒塾する皆さんに色々と話を聞きたいと思います。
青二塾大阪校を選んだ理由をそれぞれ聞かせてくれる?

塾生:
はい!

(塾生、一斉に挙手する)

古川:
では、寺田さん。

寺田:
まず、土日に仕事をしながら塾に通えることと、あと大阪であること。
何より小さい時から声優になりたくって、だったらナレーションだとかCMだとか色んなことができる事務所がいいなって思ったらやっぱり大手、青二プロダクションだなっていうような、そういうこう…何て言うか…その先がプロダクション狙いじゃないですけど、あ、狙いなんですけど…

一同:
(笑)

寺田:
その為に附属養成所である青二塾の大阪校に通おうと思って選びました。

古川:
自分が背負っているいくつかの条件をクリアできてるということと、受け皿があるっていうことね。

寺田:
はい。

古川:
養成所を卒業したら「はい、さよなら」っていう所もいっぱいあるわけだから、そういう意味では興味があるよね。
どうして大手というイメージがあるんだろうか、青二には。

寺田:
私、昔からアニメが好きで、父がドラゴンボールとかよく見ていて、その影響を受けて『青二プロダクション協力』っていう文字を見ていたんですね。

一同:
はぁ~。

古川:
ああ~、それは大きいね。

寺田:
はい。大手と言ったら青二プロダクションみたいな、そういうイメージもあってここを選びました。

古川:
あぁ、そっか~。確かにテロップをずーっと見てると、サブリミナル効果みたいにね。

塾生:
(笑)

古川:
デパートでも、例えば有名デパートの包み紙だと中に…

塾生:
あ~

古川:
CMの力ってすごいよな、そういう意味ではね。

(塾生たち、頷く)

古川:
なるほど、それぞれの感覚でちゃんとリサーチしてるんだね。でも条件をクリアするってことは、まず第一に必要なことだものね。

寺田:
はい。

古川:
他の人はどうですか?

(塾生たち、再び挙手)

古川:
じゃぁ、布引さん。

布引:
私がまず養成所を選ぶ時に大切にしたのが「どうせやるからにはしっかりした所を選ぼう」と思ったんですね。

古川:
ほぉ。

布引:
一番、教育がしっかりしている所を。
というのも役者・声優という道を選ぶ、進もうということはただ事ではないですから、教育がしっかりしていなくては駄目だと。
というので色々な養成所や専門学校の資料を取り寄せたり…

古川:
あぁ、ちゃんと。

布引:
授業見学を公開している所には体験授業で行ってみたり、もちろん青二塾大阪校の説明会にも参加したりというので、一番、演技だけじゃなくて人間的なところからの教育をしっかりしてくれる所だという風に感じたので私は青二塾大阪校を選びました。

古川:
すごいね、そうやって見てるんだね。
確かに人間教育っていうところは僕も全く同感です。人間教育は俳優教育に大きく繋がってるわけだからね。

布引:
はい。

古川:
やぁ~すごいしっかりしてるね。
確かにリサーチ力は必要でしょう。
男性はどうでしょうか。

塾生:
(挙手)

古川:
はい。

大旗:
私は最初から会社員でずっと働いていたんですけど、

古川:
あ、そうなの?

大旗:
はい。会社を辞めて東京に裸一貫で行こうっていう気持ちもあったんですけど、やっぱり競争もすごいですし…

古川:
確かにね。

大旗:
リスクがものすごく高い。この歳で失敗するってなるとやっぱりそれだけ責任も伴うので、大阪で働いているので大阪で本気でチャレンジしたいと思い本当にしっかりちゃんとプロダクションが先にあるところを目指していこうって探している時に、ここの2年間の流れを入塾説明会で見た時に、アフレコの授業が全然なかったんですね。年に一回くらいしかない、ということは逆に言えば「演技のことをしっかり基礎から学んで力を付けた上で上にいくことができるんだ」と知る事ができたので、その前に通っていた養成所にいた経験を踏まえてここが一番だなと思って…。

古川:
前の養成所の経験を逆手に…ってことだね。

大旗:
そうですね。

古川:
大旗さん年齢聞いてもいい?

大旗:
今、30です。

古川:
30歳か。そういう意味では深刻かもしれないね。
大阪校っていうのはそんなに派手に宣伝しているわけではないけれども…それなのに見抜いているんだね。

古川:
他にはどうでしょう。
はい、木山さん。

木山:
はい。私、高齢者介護の仕事をしていたんですけど、3年間通うと国家資格の受験資格を貰えるので国家資格を取って、その働いている間に貯めたお金で大学に通いたいって言いました。
それから約4年間働いて資格も取って、その働いている間に、最初は大学に通うってことを考えたんですけど、でも大学以外にも養成所もあることに気づいて、養成所ってどんなものなんだろうって色々調べていたんですけど、その中でも青二塾大阪校のホームページを見た時に、「ここは他の所とは何か雰囲気が違うな」って…

古川:
みんな同じこと言うね!(笑)

木山:
いい意味で、堅い、真面目?なイメージがあって、「へぇ、こんな所もあるんだ」とその時も気にしていたんですけど、養成所選びの条件が自分の中で色々考えた時に、家が京都なんですけどそこから通える所で、

古川:
条件がね。

木山:
はい。で、ネットでなんですけど青二塾大阪校のクチコミとかそういうのを調べていると、すごく厳しい所っていうのを知って、じゃあここにしようと思って。
また、養成理念が私すごく好きで「優れた声優は、優れた俳優でもある」っていう…

古川:
それは明確に書いてあるからね。

木山:
あ、その通りだって思って。
もともと声優ではなく舞台役者になりたかったので、その理念にすごく納得してここに決めました。

古川:
芝居の世界は厳しいだろうっていうのが、何となくわかってた?

木山:
はい、わかります。

新田:
自宅から通えて、正社員として働くことを両親からの条件の一つとされていたので土日に養成所に通えること、未経験者でも入塾資格がある所っていうのを探していると、養成理念がしっかり掲げられていて、ここに入ったら人としても社会人としても成長できるんではないかと思って…入塾説明会にも参加せずに、もうここだって決めて入塾しました。

古川:
うん、青二塾は有経験者はもちろんだけど、「未経験者も来たれ!」と謳っているからね。
声優を目指すきっかけとして青二プロを選んだ理由、他にある人いる?

前地:
和歌山から通える場所で探していて色々養成所とか学校があったんですけど、その中で養成所・学校を出た方で有名な声優の方っているのかなっていうのを探していて

古川:
あぁ~、それは影響がありそうだよね。

前地:
その中で一番、今、最先端で活躍されている声優さんが多かったのが青二プロダクションで、じゃあその附属養成所である大阪校に入ろうと思って。

古川:
まあ、具体的にあの人のようになりたいってことだよね。有名な人たちを輩出している所だから。

前地:
はい。

古川:
それは経済面や実際に通えるか等の条件とはちょっと違うね。

古川:
他にどうですか?青二塾を選んだ理由。

徳田:
私は関西生まれ関西育ちなので、アクセントの授業があるっていうのも一つの大きなポイントだと思っています。

古川:
あぁ、そうだね。

徳田:
あとボイストレーニングとか本当に基礎のところから学べるっていうのは、やはり今まで何か養成所に入っていたとか経験が全く無かったので、私にとっては一番大きなポイントでした。

古川:
あーなるほど、そういう人もいるんだね。

古川:
所属俳優の中に憧れている人がいればそのような人になりたいって思うものね。声優を目指す理由って何?どうして声優なんだろう?俳優でも良かっただろうし…

寺田:
私、保育園の頃、車で送ってもらってたんですけど、その時ラジオを毎回母がかけていたんですね。その中で朗読するコーナーがあってそれが大好きだったんです。

古川:
へぇ~。

寺田:
それを子供ながらに聞いていて、小学校に上がったときに国語の教科書を読んだら、端っこでいつも国語の授業を机の上で寝てた子がフッと顔をあげてくれたんですね。何か私の声で振り向いてくれるというか、そこで快感を覚えたといいますか、私何か声で表現をするような仕事に就きたいなって思ったのが始まりです。

古川:
何かそういう自分に対するリアクションでね。もしかしたら自分に合ってるんじゃないかって思ったってことだよね。

古川:
他には?

長坂:
自分は、親がドラマとか映画が好きで物心つく前から毎日触れていたんですが、兄弟も上にいましてそれでアニメにも触れてきたんです。
それで将来役者の道を志したいなと思った時にドラマや映画に出るような俳優もいいんですけど、アニメとかの方が演技の幅というか、人でないものでも演じられるし現実では表現できないようなこともできたりするので声優の方がいいかなと思いました。

古川:
アニメの方が広いと言えば広いよね。ステージの上では制限されるけど、何でもできるっていう。

長坂:
はい。

古川:
僕らもそう答えることはあるね。確かに色んな役ができるからね。
声優というものを知るきっかけになった環境もあったってことだね、色々。

長坂:
姉も兄も。

古川:
そうなんだ。オタク一家だったんだ。

塾生:
(笑)

長坂:
そうですね。姉の影響が…

古川:
あった?

長坂:
はい(笑)

古川:
あまたある養成所の中からどうして青二塾だったか…具体的にもう一人くらい聞いてみようかな?
なぜこれを目指したかっていうそれぞれのきっかけはあると思うけど、保護者の方に反対されたりしたことはなかった?

長坂:
あります。役者の道を志したいなって思って親にも内緒でオーディションを受けて…

古川:
あ、そうなの?

長坂:
その通知が届いたんですけど…それで親が知りまして…

一同:
(笑)

古川:
どんな反応だった?

長坂:
あなたには向いていないだろうから、やめたほうがいいよって。

一同:
(笑)

長坂:
親としては反対という意思を表示をされたんですけど、どうしてもやりたいからやらせてくれっていうことで、今はまだ見守ってくれているというか…

古川:
まだその過程。

長坂:
はい。もし東京に行くとなったらまた反対されるかもしれないんですけど。

古川:
自分ではどう思うの?
向いてるか向いてないか。

長坂:
それを考えたりもするんですけど、それを考えていたら…ここは向いてるかなって思うところも見つけたりもするんですけど、でもよくよく考えてみたら、いや、やっぱりそんな甘くない、自分は向いてないんじゃないかっていうので…

古川:
親御さんが言うのも一理あるみたいなところがあるわけ?

長坂:
はい。結局答えは出ないままずっと考え続けてしまうので、できるだけ自分では考えずに、ここに通ってそれで判断してもらおうと。

古川:
何かちょっとやってみると答えがででくると。
保護者の方が大反対だったって人いる?

大旗:
はい。社会人として働いて3~4年経った状態でこの道を目指そうと思ったので、もともと生まれが大分で大学から大阪に来たんですけど…

古川:
あーそうなんだ。

大旗:
大学に行くお金も出してもらいましたし、大学だけでなくて大学院まで行ってそこから会社員として働いたので。

古川:
親御さんはね…

大旗:
なのでせっかく安定した職業もあるのに全部捨てて行くっていうのは、そりゃやっぱり親としてはそう思うでしょっていうのは言われました。
ただやっぱりここに通うからには自分一人の力でやっていきたいなと思っているので、ちゃんと自分でお金を全部出して、今やっています。

古川:
授業姿勢を見ていても、相当覚悟しているなっていう感じはするよね。

大旗:
はい。

古川:
自分自身はこういう仕事向いてるなって思って?

大旗:
でも好きだなっていうのは元からずっと根底にあって、小さい時からテレビを見て面白いなって。いつかこういう現場に関わることができたらいいなっていうのはずっと心の中で思っていました。
ただ、タレントっていうのは何かちょっと違うなっていうのがあって…

古川:
自分ではないなという感じ。

大旗:
その時にナレーションの声とかをいっぱい聞いた時に「あぁ何か声だけでも、すごく存在感ってあるなぁ」っていうのを思いましたし、テレビだけではなく駅のホームの声ですとか、街に色んな声が存在していて、これも全部仕事なんだって思うと面白いなって。
この「声優」という仕事になればと思いました。

古川:
それまでの経歴があるから、親としてはそっちをもっと活かせる仕事があるんじゃないかと…

大旗:
そうですね。

古川:
でもそれを押し切って。

大旗:
そうですね、はい。

古川:
親が後押しするから任せろっていう順風満帆な人ばっかりじゃなかったと思うんだけど。
どうだろうね、賛成はしてくれても結構大変なこともあるだろうし。

前地:
私の父が「やりたいことはやればいい」っていう風に言ってくれてはいたんですが、声優という職業はとても不安定だから「とりあえず大学には通ってくれ」っていうのと、「自分のやりたいことだからお金は当然自分で出すよね」って言われて。

一同:
(笑)

前地:
その二つの条件です(笑)

古川:
その二つ目の条件出された時、自分でどう思った?大丈夫だって思ったの?

前地:
まぁ…何とかなるんじゃないかなっていう風に…

古川:
ふ~ん。
あの僕の場合もね、「大学だけは行っとけ」って言われて、「役者になるんだから早く社会に出て仕事したいよ」って、親父とぶつかったことあったね。じゃあその両方とって日本大学芸術学部演劇学科って。大学を出ろっていう親父の意思もクリアしつつ自分のやりたいことができるところを選んだってことなんだよね。
他どうですか?

布引:
私も前地と同じで、条件付きであれば「お前の人生だからお前のやりたいようにすればいいよ」っていう風に言ってくれて、その条件っていうのが会社員としてお仕事は続けて行くこと、青二塾に関わる費用は全部自分で出すということです。

古川:
親は心配だからね。そこはやっぱり何かちょっと釘をささないとってところもあるんだろうね。
で、新田さんは?

新田:
私も条件付きで…その条件っていうのが塾にかかる費用は全部自分で出すことと、今、歯科衛生士として歯科医院に勤務しているので

古川:
あ、いい仕事してるね。

塾生:
(笑)

新田:
塾に通う2年間は絶対歯科衛生士として正社員で働き続けることというのと、入塾オーディションを受けて合格通知が届いた後に国家試験が控えていたので国家試験に通らないと塾は絶対に行ったら駄目だっていう風に…

古川:
わぁーなるほどね、そっちの方もちゃんとね、受かりなさいということ。
歯科衛生士さんって素敵な商売だと思うけどね。どうしてそっちじゃなくて、こっちなんだろう?
自分ではどうなの?
歯科衛生士さんって技術職で安定職だよね。

新田:
はい。

古川:
僕は歯科衛生士さんってすごいなっていつもリスペクトをしてる。

新田:
ありがとうございます(笑)

古川:
親御さんとしては歯科衛生士としてそのままいってくれたらなって思ってるかもしれないね。

新田:
でも資格があるなら一度違う道の仕事をしたとしても、また安定した職業に帰ってこれるっていうのがあったので

古川:
資格を持っているってことはね。

新田:
はい。資格があるなら行ってきなさいという風に。

古川:
確かにそうかもれないね。
へぇー、そっか、何か親御さんの気持ち考えると色々複雑な気もするんだけれども。

塾生:
(笑)

古川:
「費用は自力で」という条件出される人もいるみたいだったけど、具体的に自分で頑張って用意しましたっていう人はいるの?

塾生:
はい。

(全員挙手する)

古川:
えっ!? みんなじゃん!

塾生:
おお~、すごい!

古川:
えっ、嘘ついてない?(笑)

塾生:
いえいえ(笑)

古川:
ほんと?

塾生:
はい、ほんとです。

古川:
自分だけで?すごい!
5万や10万じゃないんでしょ。

塾生:
はい。

古川:
どうやって貯めたんでしょうね?
大旗君みたいな感じだとあるかもしれないと思うんだけど、もっと若い方もいるでしょうし。どう?
じゃぁ、前地さん。

前地:
私はアルバイトをしながら塾の講師とコンビニのアルバイトを今も続けて貯めているんですけど、1回生の時に青二塾大阪校に入りたいと思っていたので大学1年間はやれるだけアルバイトを全部詰めて詰めて詰めて…って貯めました。

古川:
あぁそう。結構プランを立ててその通りにやっていける方なんだね。これは強い意志を持ってないとなかなかね。やりたいこといっぱいあるだろうし。意志が強かった。なるほどね。
他の人、同じ質問、どうですか?

寺田:
私の場合半分親のお金になってしまうんですけど、小学生の時からやりたいって思ってたので、その時から毎年お年玉をちょっとずつ貯めつつアルバイトして。

塾生:
おぉ…

古川:
ちょっと待って、そんなに金額多く貰ってたの?

寺田:
祖父母からと親からと親戚からとで2~3万ずつだったんですけど、それを使わないで親にも渡さない「私が持っとく」って言って持ってました。

一同:
(笑)

古川:
まあ基礎的な生活費は保護者の方頼りで大丈夫なんだね。

寺田:
はい、実家暮らしなので。

古川:
ははぁ、結構みんな意志強いなあ。

寺田:
それと大学の時のアルバイトで何とか貯められた感じです。

古川:
なるほど。

古川:
えーと、さっきの何か講師をやってる人って?

前地:
はい。

古川:
どんな教育?一般の科目とか?

前地:
えっと個別指導の学習塾だったんですけど、小学校の算数・理科、中学生の理科と数学、高校生の化学・数学です。

塾生:
すごい。

古川:
それは何かそういう教育課程みたいなの取ってたの?

前地:
今大学で教育学部に通っていて…

古川:
あ、そうか大学で。

前地:
はい。

古川:
へぇー。それも結構勉強になってるかもね。

前地:
そうですね。はい。

古川:
「教える」ってことは「覚える」って事でもあるからね。

前地:
はい。

古川:
そうかあ。すごいなあ。目標金額を貯めなきゃっていう強い意志があるのは尊敬しちゃうなあ。
僕の若い時なんか駄目だったねえ。
あの…あちらにいる人達はどうですか?自分で払ってる人いるの?

見学塾生:
払っています!

古川:
割合いるねえ!わかりました。ありがとう。
さっき同じような質問あったけれども、色んなことと両立しながらやってる人もいると思うんだけど、両立って大変じゃない?今現在何かと両立している人もいる?会社に勤めている人とか?

新田:
はい。

古川:
歯科衛生士として。

新田:
はい、歯科衛生士として平日は働いています。

古川:
青二塾大阪校の場合は平日に割と時間があるからね。

新田:
そうですね、私は1組で土曜日のお昼から授業が始まるので、午前中はまだ働くことができるので、今は土曜日の午前中と平日4日間…

古川:
あ、シフトのリクエストがきくんだね。

新田:
そうなんです。

古川:
歯科衛生士っていうのは安定してるから、いいかもしれないね。

新田:
結構融通がきくことが多いので…はい。

古川:
なくならない仕事だよね、きっとね。

新田:
そうですね。

古川:
今は歯の定期メンテナンスっていうのは普通になってきてる時代だからね、予防歯科ね。

古川:
他に。
何かアルバイトとか。

木山:
私は平日に喫茶店でウエイトレスをやっています。

古川:
そういうお仕事だと割と短期間で辞めたり別のところに変ることもできて動きやすいっていう利点もあるかもね。

木山:
それもあります。
休みが取りやすいっていうのも。

古川:
そういうことも考えてくれるお店ってありがたいよね。

古川:
そうやって頑張って両立しながらやってきて、青二塾かなり厳しいと思うんだけど、よく挫折しないで今日まできてるね。挫折しそうになったことなんてあるの?

大旗:
体調を崩した時が一番くるなと思っていまして。
一人暮らしなので誰も助けてくれない状態の中で…

古川:
そりゃ、きついね。

大旗:
授業もやっぱり休みたくないので、何が何でもしっかり治してやらなきゃってなると、体調を治すこともやりながら、家事もやって、仕事もやらなければいけないので…その時が一番こう…大変かなって思いますね。

古川:
確かに病気ってのは微妙だよね。プロの声優になったら本当に苦しい時でもね、理由がある時ですら簡単に「休みます」っていえなくなるからね。そういうところはちょっとね。一人で暮らしてたら余計そうだろうね。

大旗:
やっぱり淋しさがすごい…

一同:
(笑)

大旗:
一人暮らしを始めて、親がいるって本当に有難いなって…

古川:
実感こもっているね。僕も一人暮らししたことあるけど、やっぱりそういう時はあるよね。
他の人は挫折しそうになったことって…ここでは言いたくないかな?

塾生:
(笑)

徳田:
私、15年飼ってた愛犬が死んでしまって…

古川:
あ~

徳田:
本当に辛くて、心の切り替えが上手くできなくて…何をしても上手くいかなくて…

古川:
えーと、徳田さんか。
徳田さんがね、いい人だってそこだけで分かった!

塾生:
(笑)

徳田:
15年一緒にいたので…家族、私にとっては大切な…思い出すだけでも泣きそうになるくらい大切な家族だったので。本当に切り替えができないっていうのは俳優としては…ちょっと…

古川:
どうやって乗り切りました?
大変だったでしょう?

徳田:
本当に。でも、仲間が支えてくれたっていうのがありますし、この道を歩きたいっていうのがあったので「その子の為にも私は頑張らないといけない」って思って…切り替えました。

古川:
なるほど。あー。
じゃあその子も支えてくれてるかもしれないね。

徳田:
はい。

古川:
僕もワンちゃん大好きで飼ってるし、ペットロスになったこともあるんでそれはよくわかりますね。本当に辛いね。怠けるとか何とかで挫折するんじゃないからね。精神的ダメージだからね。

古川:
あとは皆さん大体今までやってきたんだから、殆ど大丈夫な人だけだよね。

塾生:
(笑)

古川:
ここまできて挫折しちゃったらね、そんな悲しいことはないと思うんだけど。

古川:
将来青二プロに入ることになったとして、どんな仕事をしてみたいと思いますか?どんな声優になりたいか、どんな仕事をしたいかって具体的なイメージはあるの?
じゃあ、寺田さん。

寺田:
私はやはりアニメから入ったのでアニメをやりたくて。少年役とかもやりたいんですけど、人間じゃないキャラクターとかもやってみたいですし、あとアニメもやりつつ、今、バラエティのナレーションがやってみたいなっていうのも思ってまして。やはりそれを生かして、生涯ずっと青二プロダクションで働けるようなそういう声優になりたいのでアニメとナレーションと両方できる声優になりたいです。

古川:
あぁ結構具体的なイメージを持ってるね。
そうだね、確かに現場の今ってことを考えると正にその通りですよ。だからそれはいいことかもしれないね。アニメも自分の名前を売っていく上で重要なジャンルであるけどもね。
他の人はどうですか?

布引:
私はゲームの仕事をしたいと思ったのと、そのゲームで活躍されていた声優さんが同時期にアニメにも出演している、ナレーションもしている、あ、声優ってすごい多岐にわたる仕事をしているんだなっていう風に衝撃を受けて感動したので、私も同じように多岐にわたる仕事ができる声優になりたいと思っています。

古川:
できればその方がいいかもしれないね。
アニメとゲームって隣接したところにあって、アニメからゲームが作られるものもあるし、単独でゲームだけっていうのもあるけど、ゲーム業界のスター声優が生まれるくらいすごいからね、ゲームコンテンツってのは。

塾生:
あー。

古川:
遊戯とゲーム業界っていうのはまだまだ右肩上がりでずっと上昇し続けているようなところがあって。となれば、そこに登場してくる声優達も求められている、どんな声優の方がいいのか、どういう作品が売れるから、どんなゲームが売れるからどんなタイプの声優がっていう風に当然、リサーチして考えているわけですね。そうなると今ね、海外でもコンテンツはゲームがかなり売れているわけで、それも一つの狙い目かもしれませんね。
日本のサブカルコンテンツの中でゲームはすごくいいんですよね。それに次いでアニメがいいんですけれどもね。
うん。自分でそういう希望があるんであればちょっと頑張ってみたらいいかもしれないですね。
他にこんな仕事っていうのは何かありますか?

大旗:
私はナレーションの仕事がやりたいです。

古川:
そう言ってたね。

大旗:
はい、街で聞こえる声がやりたいなって思っていて。生活していて、ふいに流れてくる声って安心感がすごくあるので。友達もみんな全国に散らばったりしているので、そういう声とかでみんなに寄り添うことができたらいいなって思っているので、ナレーションをやりたいなと思っています。

古川:
この仕事をプロとして生涯現役でやってるとね、ナレーションも重要なものなんだろうなって感じるね。まあアニメなんかをやってみるのもいいと思うけどね。最初はね。
えっとぉ、長坂くん。

長坂:
はい。普段テレビを見ていて、番組の内容よりもナレーションの方が気になってしまいます。子供の頃、アニメが声優の仕事だと思っていたのでアニメの仕事もしてみたいんですけど、ここに通っていて舞台の演技の練習をしているので舞台もやってみたいなっていうのを思いました。

古川:
舞台演技っていうのはやっぱり大事な基礎なんだよね。それが声だけの演技になると視覚的アクションが制限される分、その土台部分の密度つまり演技力の重要度が増してくるっていうことでね。

古川:
ところで、やりたいものがそれぞれあるようだけど、オールマイティのジャンルを目指しつつ、「特化してこれがやりたいっていうものもある」と申告することも大事だろうね。プロダクション側もこの人は何に向いてるのかっていう査定をして方向性がだんだん決まってくる。自分でやりたいものを持ってるっていうのもこれから大事かもしれないね。

古川:
さて。
皆さんライバルなわけだけど…

塾生:
(笑)

古川:
ねぇ。この人には負けたくないっていうのもあるんじゃないの?

大旗:
そうですねぇ…

古川:
同期生って難しいとこでしょう、仲良くなってお友達になっちゃう、でも敵でもあるしライバルでもあるし、ね。そういう人っているんですか?

塾生:
(笑)

古川:
僕ら業界でもありますよ。
こいつには負けたくないってのはね。

塾生:
え~。へぇ~。

大旗:
やっぱり同じ組の男子達には負けたくないとは思って…

塾生:
(苦笑)

古川:
男子諸君、頑張れ。

大旗:
男子がもともと少なくて。入塾した時から、すごく仲はいいんですけども、少ない分ここで一番にならなければまず上に行くことはできないなと思っているので。

古川:
そうだ、男は敵だよねえ~。大旗くんが青二プロダクションに入ってきたら僕はフ~ンって!

大旗:
えー!

一同:
(笑)

古川:
嘘だよ嘘だよ。
ちゃんと可愛がってあげるよ!(笑)

大旗:
あぁー、ありがとうございます。

古川:
でもね、そういう気持ちはわかるね、取り敢えず男子は競合するからね。
なるほど。女性には優しい気持ちを持てるけど男性相手になるとね。

大旗:
はい。

古川:
ってことは女性陣に聞くけど、男性はいいけど女性はちょっと…仲良くなってお友達になっちゃうし仲間意識も出てくるのにちょっとぶつかる、抵触するところもあるし、どういう時に何を考えているの?

寺田:
バチバチっていう感じではなくて、授業後とかに「今日の授業どうだった?」とかそういう話をするんですね。その時に、自分が気付かなかったことをこの子は気付いているし、「あーなるほどそういう考え方もあるんだ」って、そういう自分と違う感性を持ってるし、自分に気付けなかったことを気付いてるっていうのも悔しいし、もっと自分頑張らなきゃっていうそっちの方向に…何かこう…この人強いから嫌いとかそういうのではなくて(笑)

一同:
(笑)

寺田:
自分もっと頑張らなきゃっていう思うことは沢山ありますね。

古川:
そういうことを感知できるその繊細な神経は必要だし、そこまで友達から感じられるっていうのはいいことじゃないですか。競争意識ライバル意識って必要なものだしね。仲良くなっちゃうだけだとねえ。

塾生:
(笑)

古川:
僕らもそうですね。青二プロダクションにいる仲間。他所のプロダクションよりは仲間意識強いけれどもライバルとなると自分の仕事を奪われる敵でもある。

古川:
ところで、会社に自分が今そういう世界を目指してるとか勉強してるんだよ、なんていうのを察知されたり或いは自分で話したりすることもあるの?
割と内緒気味?みんな。どうですか?

寺田:
私は仲のいい友達、高校の時の友達で今でも会っている子には話の流れで話したりしていて、あと会社は社長と同じ事務の2人しかいないので、その人にはあらかじめこういう所に入ってますっていう風に言っているので、融通をきかせてもらえるようになったので自分に影響してくる面ではちゃんと伝えている方がいいなって最近感じ始めていますね。

古川:
それはいい所だね。
環境がとてもいいよね。

寺田:
そうですね。
柔軟に対応してくれる所なので。

古川:
今は割りとみんなの憧れの職業になってきてるもんね。
絶対私内緒にしてるって人いる?
そんなことは無いか。職業柄もあるからね。

新田:
私、初めは親しい友人にもちゃんと青二プロダクションに合格してから伝えようって思っていたんですけど…

古川:
その心理はわかるよね。
そうだね、OKになってからね。

塾生:
(笑)

新田:
はい。でも周りに言ってしまうことによって引き返せない絶対に頑張らないといけないっていう環境を逆に作ってしまおうと思って…

古川:
自分で、追い込んでいく!

新田:
はい。
それで、打ちあけました。

塾生:
ああぁー

古川:
なるほど。そういう計算もあるんだね。
なるほどなるほど。退路を自分で絶つ!それも意志をぐっと持続する為には有効な手段なのかもしれないね。

古川:
色々聞いてきて色んなことがわかり僕も大変勉強になりました。みんなから他に何か質問ありますか?

一斉に挙手する

古川:
じゃあ、長坂くん。

長坂:
ありがとうございます。演技をする時はそうなんですけど、演技の練習をする時にもやっぱり集中力を高めないと時間の無駄になってしまうんですけど、高い集中力を引き出す方法とかあれば教えて頂きたいです。

古川:
まず退路を断つじゃないけども、そういう意味では「神聖域訓練」っていう一番最初に教えた第一の俳優の心得のようなこと、それがやっぱり全てだと思いますね。それで飯食うってことはプロを目指しているわけだから。

長坂:
はい

古川:
そういう意味では訓練している時代っていうのはここがビルの中の一室ではなくて神聖域なんだよ。
皆さん帰ってしまったらビルの一室だけど、皆さんが入室した途端に変わるっていう、そういう追い込み方をしていく。自分の意志でそう思い込む想像力がないと、思えないよね。

長坂:
はい。

古川:
だから先生がパッて何か冗談言った、一言でパッと笑った、その笑ったものでダーっと緩くいちゃうと駄目。それは緩急、両方に自分が切り替えていくくらい集中力を高める。
神聖域訓練、一番最初に皆さんに僕がお話したこと、そのことを押さえられていれば大丈夫だと思いますね。

長坂:
はい。

古川:
そうでないと緊張がとけてしまう。
で、スタジオで初めて皆さんが仕事していくようになった時に、そこでそれを忘れちゃうと、みんな普通に仲良くしてて逆に蹴落とされる場合もあるし。勘違いしちゃう。
だから神聖な所なんだっていう感じが一つの集中力の基盤になると思いますね。

古川:
他には?
じゃあ前地さんに聞こうかな。

前地:
この仕事を続けてきて良かったなって思ったことはありますか?

古川:
ありますね。リアクションでしょうかね。やはりテレビであろうとwebであっても一方通行ではなくてファンレター貰うこともあれば、こんなことで励まされましたよなんていう一通の手紙で良かったなって思うこともあるね。
それと自分の好きなことができてるということ。大変なこと辛いこともあるけれども嫌なことやってんじゃなくて好きなことやってんだからっていう風に思えるっていうこと。これはこの仕事やってて良かったなって感じがしますね。お金を貰う為だけではなくてね。自分のやりたいことなんだからって感じはしますね。

古川:
他の人はどうですか?

新田:
声優の仕事もアニメやナレーション、外画だけではなくてバラエティ番組だったり歌番組で声優の方を目にすることがこの頃増えてきたように感じまして、声優の仕事もすごく多様化してきたなって感じがするんですが、古川先生が思う声優として生きていく中で一番大切だと思うことは何でしょうか。

古川:
そうですね。
アンテナを高くして状況をよく見る、そして自分の立ち位置を見極め今自分はここにいるんだって。
アンテナが低くなっていると情報収集できませんから、そして今の自分の位置を探る感覚でしょうかね。そういう意味では目覚めていないとわからないところがあって。精神を覚醒させるなんてことを授業で言いますけれども。まあそういうところかなあ。長いことやってくるとね、自然に磨かれていくんだけれどもね、あまりのんびりしていると遥か置いて行かれてついていけなくなっちゃう。

古川:
多岐に亘っているメディアミクスというこの時代をよく見据えといて、その上で自分の特性を活かしていくジャンルを発見していく。今できることは何でもやっとく。
メディアミクスということは難しいんだけど、要するに多重的コマーシャル戦略みたいなこと。これもできてこれもできてこれもできて…っていう人が強い。つまりフックがいっぱいあるっていう。
フックっていうのは引っ掛ける鉤ですね。買い手側はこの人をこれで引っ掛けるっていう。

塾生:
あー

古川:
多岐に亘ってる方が、まあフックが多ければってことはね。そうこうしているうちにこの人にとって一番強いフックがどれかってのは事務所が見抜いていくし、そういう風に仕事がくる。
その全く今のメディアミクス時代の新人売り出しの方法の原則からすると、今言ったように色んなことを学んでいる時に一緒に体得するっていうことですよね。もう最終段階ですけどね。
まあそんな感じで、アンテナを高くしていくことが必要かもしれませんね。

新田:
ありがとうございます。

古川:
答えになってたかな?

塾生:
(笑)

古川:
あと他には?

寺田:
以前、古川先生の授業で中井和哉先輩が先生の現場に見学にいらしたっていう話をお聞きしたんですけど、プロダクション内で先輩方の現場にお邪魔して見学するっていうことはよくあることなんでしょうか?

古川:
ありますね。
それはその人の積極性ということをマネージャーが見抜くという点で競わせているところもあって、そう言ってくる子には「この子はいいんじゃないか」って積極性を見るようなところもあるから、もし興味のあるジャンルがあったらその担当のマネージャーさんに言って積極的にアプローチした方がいい。

寺田:
あー、はい。

古川:
いいないいなあって思ってても何にもならないから。そうすると意思表示になるでしょう、マネージャーさんに対して。私はこれがやりたい、あぁこの子はこういうことがやりたいのか、だったらこの仕事やってる時に、後ろの見学にマネージャーさんが連れて行ってくれるとかね。

塾生:
あー

古川:
アニメやりたいってなったらアニメのスタジオに連れて行くというようなことですよね。

寺田:
ありがとうございます。

古川:
他にどうですか?

布引:
古川先生が感じられる青二塾大阪校だからこその魅力っていうものはなんでしょうか。

古川:
いやもう、先程もちょっと話したように「厳しさ」ですよね。

布引:
はい。

古川:
教える側、教官の立場からするとね、インストラクターの言うことに対してちゃんと皆さんが集中して学べる環境、そういうものを、つまりそういうものに対するオーソリティというものを皆さんが感じるように教育してくださっているので非常に授業がやりやすいというようなこと。そうした環境で育った人じゃないと現場では結局通用しないんですよ。
現場で仕事している我々はよく感じること、よーくわかることなんで。
その為の厳しさってことですね。

古川:
皆さんがここで「お疲れ様でした」「おはようございます」。
塾長先生が「座れ!」ってこう言って、しっかり座るでしょう?

塾生:
(笑)

古川:
それが皆さん仕事するようになって、ちょっとアニメーションの中で売れてきたりなんかすると「お疲れ様!」っていう挨拶をすると「おっつ~」ってなんていう風になる。

塾生:
ええ~~~!

古川:
だからね、だから中井君のようにずっとそんな風にならずに天狗にならずに抑えるっていうことができないとね。礼儀が消えれば感謝も緊張感も全てなくなっていく。大阪校から来て「おっつー」なんていう人はいないけどね。

塾生:
(笑)

古川:
何十年きても大阪校からのオファーがあって断るっていうことは無いんですよ、基本的に僕はね。
厳しさが必要だって自分がよく感じているからこそ。まあ大阪校の良さみたいなのはそれかなぁ。
自分もここに帰ってくることができるっていう。
それがないとね。

布引:
はい。

古川:
でないと、こんなに甘くしていたら育たないのがわかっているのに教えてる、みたいなことになちゃうからね。この中で確実に来年だって一緒に仕事する人が出てくるわけですから。スタジオでね。

塾生:
(笑)

古川:
今日のこういうこともねスタジオで思い出話をする時が、すぐ来きますよ。頑張って下さいね。

塾生:
はい!

古川:
もう一人くらいかな?
最後かな?

徳田:
私、大阪校に入塾して初めて鼻濁音というものを知りまして…

古川:
うん、鼻濁音ね。

寺田:
関東の方だとアクセントの授業は無いと聞きしたことがあります。また授業で「最近の若手声優さんで鼻濁音ができていない人が多い」とお伺いしました。実際に現場でご活躍されている先生はどう思われますか?

古川:
それね、鼻濁音。
アクセントというよりもね、滑舌法ですよね。

塾生:
あー(笑)

古川:
これは現代日本語の標準だからね。

古川:
皆さんがどんなことを考えて来たのかどういう条件を背負っているのかっていうことをあまりにしっかり答えができているので「これは全部答えることを用意してきたな」っていうくらい

塾生:
(笑)

古川:
訊かれる内容は皆さんに伝わってなかったんですってね。それにしてはすごいなあと思って。ちょっと安心しましたね。言葉で物を伝えるってなかなか難しいからね。いきなりまた唐突に聞かれても。
でもきっと皆さん正直に本当のことを言ってくれたんだと思う。だから出てきたんだと思うね。中にないとね、作り事をしゃべってたんだと出てこないと思うんですよね。
みなさんちゃんと話せてたんで安心しましたね。

古川:
あと少しで卒塾ですね。4月に会える事を楽しみにしています。頑張って下さい。

塾生:
ありがとうございました!!

古川:
お疲れ様でした。

塾生:
お疲れ様でした!!

一覧に戻る

ページの先頭に戻る